オレが主役 晴れ間 漆かぶれに遭遇中

 

 

数日前に4時頃に学校からメール着信。

 

『午後3時30分頃に学校近くの田んぼでイノシシの成獣が目撃されたので集団下校させる』


という内容。


3時30分というと昼間だが、今年は干支がイノシシなので張り切ってらっしゃるのか…

 

 

 

 


一昨日は朝から兼務寺院へ留守番に。

 


参拝も殆ど無いような山の中の札所だがいつ御朱印を所望されるかわからないので留守にする訳にはいかない。

 


本堂の前に小さな寺務所がありそこに居るのだが、寺務所について間もなく雨になり、やがてみぞれまじりの雪が降り始めた。

 


うっすら積もるかつもらないかというくらいで降り止んで今度は晴れ間が見えた。

 


寺務所の周りには20メートル近い杉、ヒノキ、モミなどが生えている。積もったばかりの雪が一斉に溶けて梢から落ち始めた。

 


その様子がとても綺麗に思えてしばらく見入っていた。

 

 

沢山の光の粒が間断なく落ち続ける。雨とも水流とも違う。

 

 

梢にとどまって光を放っている水滴も無数にある。

 


気がつくと光の点のなかに鮮やかな青い光が見えた。

 


最初は梢の隙間から空の色が見えているのかとおもったが、空の色よりももっと鮮やかな青色である。

 


不思議に思って凝視していると、無数の光の粒の中には黄色、赤、緑といった色が僅かだが混じって光っている。

 


おそらく太陽の光が梢の水滴にプリズムのように反射しているのだろうと気がついた。

 


何ということのない光景なのだろうが印象に残った。

 

 

 

 

 

駐車場の横に生育しすぎて邪魔になった木があり漆科らしいと聞いて少し用心していたのだがいつもの蛮勇を奮って切り倒した。

 


何事もなく1週間以上経ってかなり激しいうるしかぶれに遭遇中。

 

 


ごく軽い風邪を引いたことが関係しているかもしれないと思う。免疫がさがって漆に負けたわけである。

 


最初は耳たぶに小さななかゆみがあっただけだが、数日で皮膚異常が爆発的にひろがり耳、側頭部、首全体が膨張しはじめた。

 

「顔が…大きくなっている」

 

と妻。


娘はパンパンに腫れた顔を見て

 

「お父さん…顔が機関車トーマスみたい」

 

 

 

 

 

鏡を見ると右半分が腫れて顔のシンメトリーが完全に失われている。

 


もうじき節分法要だし、住職が機関車トーマスでは具合が悪い。

 


本当は自然に治るのを待ちたかったが仕方なく市内の皮膚科へ。

 

 

大勢の看護婦がよったかかって一杯ガーゼを貼ってくれました。耳はもとより側頭部、後頭部とガーゼに覆われている。

 


明日はPTAで睡眠をテーマにした「育眠」講演会があり、本部役員として開会の挨拶をしないといけないのだが。

 

健康がテーマの講演会でものすごく不健康そうな人が挨拶します…