豪華カプセルホテル 玉光神社
今晩から荒天の予報。積雪も予報されている。
クリスマス前後は在京中にお世話になった方々への挨拶回りで東京へ。
毎年、年末に上京して関東は温かいと感じるが、今回は格別に東京が暖いので驚いた。
当方は山寺の冬仕様でユニクロのフリースや山忠※の肌着などをどっさり着込んでいたので筍のごとく1枚また1枚と脱いでゆく。
※新潟県の靴下メーカー。商品のなかにはユニクロ超えの温かい肌着もある。デザインはやや高齢者向け。
クリスマス前後はホテルが取りにくくじゃらんで見つけた荻窪のカプセルホテル「豪華カプセルホテル 安心の宿プレミア」に投宿。
【豪華カプセルホテル 安心の宿プレミア】https://www.anshin-oyado.jp/ogikubo/
名前が「豪華カプセルホテル」とあって少し心配になったが、共有スペースや大浴場などを供えた快適なホテルだった。
内装や調度、館内着がバリ島をイメージされていてなんともゆるい感じで楽しかった。カプセルホテルというと無機的な印象の施設も多いが個性的なホテルもあるのが面白い。
荻窪から2駅の吉祥寺に霊験あらたかな神社があると伺ったので参拝することにした。
中央線沿線といえば立派な都会である。こんな場所に一体どんな神社あるのかと思いつつ訪れた。
決して大きなお社ではない。明らかに観光向けの神社ではないので社務所の方にお断りして本殿にて礼拝し、しばし瞑座させて頂いた。
良い神社というのは独特の共通する感覚があって物理的な空間よりもずっと広く、奥行きが感じられる。この神社も決して広く無い拝殿の空間から豊かな感じが伝わってきた。
そしてなんとも言えず、明るく清らかな気配が感じられた。どれくらい時間がたった定かではないがご祈願と思しき方々が入って来られたので退出した。
このお社は玉光神社(たまみつじんじゃ)という神社で、初代の宮司はヨーガの研究に巨大な足跡を残した本山博氏である。
井の頭公園を抜ければ駅周辺の賑わいと間近である。そんな人間(じんかん)に
このように清らかな空間があることがとても不思議に思えた。
本日は今年最後のお不動様の日。
雪の降る中を10人ほどの熱心な信者さんがお参りに来てくださった。
今年の法務も後数件である。
穏やかに歳末を迎え、新しい歳を迎えたいものである。