にわかファン 7✕70 宇宙はいつ生まれたか?

 

 

ラグビーが盛り上がってますね!

 


日本が快進撃というのが大層心地よく、ルールも分からないのに動画やニュースを見ています(苦笑)

 

武井壮さんの解説がメチャ面白い!

 

 

 


武井壮さんと見るラグビーワールドカップ衝撃の「トライ」まとめ!

 

 

 

 

 


聖書のなかで「自分に罪を犯した相手を許すのに7回でいいでしょうか?」と弟子に尋ねられたイエスが「7の70倍許しなさい」と答える一節がある。

 

 

この会話の後、イエスのたとえ話が続く。

 


王様に1万デナリの借財を負った男がいて、王からその精算を迫られた時に男が必死に懇願すると、哀れんだ王はこの男の借財を帳消しにしてやった。ところがこの男は王のもとから帰ると、自分が100デナリ貸してやった男のもとへいき、返済を迫り、相手が返済できないと知ると相手の男を牢獄にいれてしまった。
そのことを知った王様は怒ってこの男を捕え牢獄につないだ。

 

 


およそこのような話である。

 

神は常に私達を許してくださっている。
そして自分も相手を許すならば神も自分を許してくださる。
神が私達を許してくださっていることの大きさは私達の想像を超えている。
もし私達が相手を許さないとしたら神様も私達を許してはくださらないだろう。

 


仏教の慈悲という感覚とはまた少し違うが琴線に触れるものを感じた。

 


何年も心に刺さったトゲのような出来事があって自分の心を処しかねていたがようやく相手を許すことができるかもしれないと思えた。

 

 【当該の部分は1時間49分頃から】


LUMO マタイの福音書

 

 

 

 

宇宙の生成について読んだときに驚いた…ものすごく大雑把に言うと


一秒ですら悠久でるあるような一刹那に忽然と宇宙が生まれた

 

というのである。


私なりの解釈に落とすとそのように書かれてあったのである。


宇宙は一瞬に生まれた????


聖書には6日間かけて天地や生命を創造したと記されているが(笑)、一刹那に宇宙ができたというのは想像や理解の遥か遥か彼方にある。

 


現在の宇宙でいうとダークマターダークエネルギーなどの問題があって、この2つが宇宙の95%を占めているという。

 


宇宙に存在している物質やエネルギーの95%が未知であるというのはこれまた想像も理解も及ばない…

 

 

イタリア在住の日本人のヨーギの方がおられて(私は勝手にZeroさんと呼んでいる)、聖典の朗読などを多数動画で上げておられた。

 

 

Zeroさんは深みのある美しい声をされていて、Zeroさんの朗読するラマナ・マハルシの伝記などは誠に素晴らしく随分と瞑想の素材にさせて頂いた。


恐らく著作権の関係でいつの間にかその方のチャンネルが無くなって随分と寂しく思っていた。

 


ところが最近になってZeroさんが再び動画を製作されていることを知った。

 


その方の朗読のなかに興味深い一節があった。

 


宇宙は瞬々刻々と誕生しているというのである。

 

 


とても斬新な視点ではないだろうか?

 


この一瞬も宇宙は無限の生成、誕生、更新、進化を繰り返している…

 

 

宇宙の創生が一刹那にしてなされたことは腑に落ちないが、いっそのこと、宇宙創生以来、宇宙が休むことなく生まれ変わり続けていると考えたらどうだろうか。

 


そのことは宇宙全体の物質とエネルギーのほとんど全てが未知であることとどこかつながってくるかもしれない…と想像の翼を広げてみる。

 

 

お釈迦様は「執着してはならない」と説かれた。

 


Zeroさんによれば宇宙は常に更新し続けているから、執着とははすで過去となった世界に我が身を置くことになるといわれる。

 


「執着してはならない」という表現は何か人を固縛するような感じがしているが、この今、生まれている宇宙という観点から見ればとても理にかなっている。

 


諸行無常という考えも、実にぴったりくる。

 


まさしく万物は移り変わり、生成し、流転している。

 


日本人特有の感覚としてこの諸行無常に哀感のようなものが感じられる。

 


諸行無常とは衰え、失われてゆく寂しさだけでなく、生まれる(生まれ続ける)歓喜も感謝も感動も含まれるのではないだろうか。

 

この動画をきっかけに少し新しい考えにとどりつくことができて密かに喜んでいる。

 

 


16 『今』の一瞬一瞬に、新生し続けている全大宇宙