涙の般若心経

 


今日明日は双子座流星群が飛来するというのでしばらく夜空を見上げていましたが寒くてすぐに部屋に入ってしまった。暖かく空を見上げることができる方は是非トライしてくださいませ。

 

 

 


本日は太極拳で今年最後の太極拳の練習の日。今年で最後の練習である。

 


週1回でもしっかり体を動かすというのは気持ちの良いものである。

 

 

特にこの時期は雑用が多くて運動不足に陥りがちなので定期的に体を動かせる機会があるのは有り難い。


しっかり体を動かすと朝の目覚めが違う気がする。

 


現在、太極拳の講師の方が不在で私が代理教授を行っているが24式太極拳にプラスして気功、ヨガ、真向法、ストレッチを始め太極拳以外の武術から抜き出したトレーニング方法をミックスして行っている。

 


どの運動にも長所があるのでいいとこどりで編集して一緒に練習しているが特に女性の方からは「体が温まる」という感想が多い。太極拳は紛れもない武術だが、健康効果も非常に高い。

 


老化防止、健康増進のために歳をとっても続けられる運動として太極拳は非常に優れていると思う。

 

 

 

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12月16日に書家の金澤翔子さん、ご母堂の金澤泰子さんが舞鶴に来られる。

 


主催は舞鶴市人権啓発推進室である。

 

 

翔子さんは席上で公開揮毫をされ、泰子さんは講演をされるとのこと。

場所は総合文化会館。時間は13時20分より。(関連の諸行事含む)

 

 

金澤翔子さんの書といえば以前何かの本で拝見した「風神雷神」が忘れられない。

 

 

俵屋宗達の「風神雷神」に触発されて書かれたものだが、屏風にして並べても文字自体に力がみなぎりまるで風神、雷神が宿っているかのようである。

 

 

 

 

一度「金澤翔子 風神雷神」で検索してご覧頂きたい。

 

 

 


ダウン症の天才書家・金澤翔子 ー 祈りの造形 | nippon.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブックオフオンラインで泰子さんの「涙の般若心経」を発見したので198円也で購入。

 

 


「涙の般若心経」というのは著書のタイトルではなくて翔子さんが10歳の時に書写された作品のタイトル。

 

 


ダウン症の翔子さんを泰子さんがどのように育てられたかという深い思いがひしひしと伝わってきます。

 


翔子さんのお父様は50代で病没されており、そのご心労も大抵のことではないと思います。

 


16日は泰子さんからどんなお話が伺えるのか楽しみです。もちろん翔子さんの席上揮毫も。

 


「涙の般若心経」の中にこんなエピソードが紹介されていました。

 

 


先日も、席上揮毫の時に素晴らしい出来事がありました。
千人くらいの観客が見守る中、最前列にはダウン症の赤ちゃんを抱えたお母さんが座っていました。
 翔子が揮毫を始めたら、その赤ちゃんが大声で泣き出したのです。お母さんはうろたえ、周囲には緊張が走りました。
 ところが、翔子が揮毫をしながら、泣いている赤ちゃんに向かって大きな声で言ったのです。
「応援、ありがとう!」
その一言で、会場の張りつめた空気が一気に和んだのでした。
                     金澤泰子『涙の般若心経』より