山寺のネバー・エンディング・ストーリー

 

 


親の遺伝か小学生の娘は勉強は嫌いだが本は好きだという。

 


最近、「モモ」という本をどこかで読んでメチャ面白そうだったので注文すると鼻息あらく話してくれた。

 

 

ミヒャエル・エンデの「モモ」といえば児童文学の名作。

 


若い頃、「モモ」を原作にして制作された映画「ネバー・エンディング・ストーリー」を観た記憶がある。

 

 

作中に出てくるドラゴンの顔がどう見ても犬に見えたが…

 

 

 

 

 

 

 


娘が言うには「本の値段は3,000円で一緒に買う続編が1000円だという」

 

 


「モモ」に続編があるという話は初耳。

 

 

 

それにしも本編が3000円で続編が1000円とは奇異ではないか…ものすごく短い作品なのか…世界的名作なら“大人の事情”で後日譚が書かれても不思議はない…

 

 


で…

 

 


意気揚々と本屋から帰ってきた娘にみせてもらうと…

 

 

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モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

 

 

 

 


愛蔵版「モモ」(岩波書店)と「モモ」(岩波少年文庫

 


…同じ本の愛蔵版と普及版を買ってしまったらしい。

 

 


作品のタイトルが「モモ」であったり、「はてしない物語」であったり「モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語」であったりと同じ作品がいろいろなタイトルで出版されているので娘は混乱してしまったらしい。

 

 


仕方がないいので愛蔵版のほうは私が買い上げてて学校の図書館に寄付することにした。

 


本好きなのはいいが、おっちょこちょいの性格まで遺伝したらしい。

 


ある意味…ネバー・エンディング・ストーリー???