ガンダム遺産 トレイルカメラ

 


訪問先で綺麗に整えられた庭園を拝見。

 


選定も細やかに行き届き鹿の食害を選定がわりに利用している山寺とは大違いである。

 


庭園の一角に眼がクギ付け‥

 


これはどう見ても‥

 


機動戦士ガンダム」に出てくる‥

 

ムサイ級軽巡洋艦ではないか!

 

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鹿の食害といえば‥

 


境内に設置してあるトレイルカメラに頻繁に鹿が映っている。

 

 

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これはバンビかな???トットトットコ‥

 

 

鹿はお尻にハート型の白い体毛がある。

 

 

逃げていくとこの白いハートが小さくなるというシュールな光景を見ることがある。

 

 

 

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夜間撮影モードなので白黒。

2時間後 電気じかけの夢

 

 

先日、最寄りの松尾寺から歩いて参拝に来られた青年があった。


東京から金沢に行き、そこからJRを乗り継いで島根県まで行かれるのだという。


次のJRの便は何時ですか?と尋ねられたので「2時間後です」とお答えすると焦った様子で「バスはいつ来ますか?」と尋ねられたので

 

「バスも2時間後です」

 

地方というのは2時間に1本しか公共交通がないというのはごく普通のことである。

 

 

丁度、駅前の量販店に用事があったので車で駅まで送っていった。

 


若い頃の旅行というのはお金が無くても何もかも新鮮だった気がする。

 


そんな時代もはるか昔のことと思うと眼の前の青年が若い頃の自分のようにも思えた。

 

 

 

 

Call the Midwife Series 1-5 Complete [Import anglais]

Call the Midwife Series 1-5 Complete [Import anglais]

  • 発売日: 2016/03/14
  • メディア: DVD
 

 


一昨日BBCの『コール・ザ・ミッドワイフ』について書いたが、同じくプライム会員用の番組のなかに「エレクトリック・ドリームズ」というテレビシリーズを見つけた。

 

 

 

 

 

こちらもとても面白い。

 


テレビドラマや映画の中でタイムスリップとか、ぶつかったら男女の心と体が入れ替わったとか(笑)SF的な設定というのはいくらでもあるが、

 

 

SFというものを堪能させてくれる作品にあまり出会わない。

 

 


子供の頃、ワクワクして読んだ沢山のSF小説を思い出すことがある。

 


“フイリップ・K・デイック”という懐かしい名前に惹かれて視聴したが


これぞSF

 


という内容にSFという電気じかけの夢を堪能している。

御リス様 丁寧な略奪者 『コール・ザ・ミッドワイフ』

 

 

久しぶりの更新‥

 

 


境内にある千年ガヤにリスが2匹すみついていて時々お出ましになる。

 

 

私は

 

『御リス様』

 

 

と呼んで大事に見守っている。

 

 

珍しく写真が撮れたが丸々と太っているようにも見える。

 

 

 

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年末に檀家さんとお話していたら獣害の話になり‥

 

『猿が泥についた大根を川で洗って山に持ち帰った』

 

とか

 

『猿が置いてあったビニール袋に作物を詰めて逃げた』

 


などのお話を聞き、驚くやら可笑しいやら。

 

 

こういうのも進化というのかな?

 

 

 

Call the Midwife: A True Story of the East End in the 1950s

Call the Midwife: A True Story of the East End in the 1950s

  • 作者:Worth, Jennifer
  • 発売日: 2012/01/01
  • メディア: ペーパーバック
 

 

 

 


アマゾンのプライム会員向けコンテンツに「コール・ザ・ミッドワイフ~ロンドン助産婦物語」というイギリスBBCのテレビシリーズがあり、すっかりハマっている。

 

久しぶりに心の底から楽しんで見ている。1日の終わりに1話づつみている。

 


アマゾンでは3シーズン約30話が視聴できる。

 

 

ミッドワイフとは助産婦のことであるらしい。

 

 

原作の邦訳は「来て!助産婦さん」となっている。

 

 

 

来て!助産婦さん

来て!助産婦さん

 

 

 

 

 

huruの解説には‥

 


1950年代、ようやく医療制度が整い、貧しい人たちがその恩恵にあずかり始めたイギリス。しかし、ロンドンのイースト・エンドでは、避妊など知らず、欲望のまま妊娠してしまう貧しい人々が暮らしていた。そんな妊婦たちの強い味方は、看護師や助産婦の資格を持つ、“ノンナートゥス・ハウス”の修道女 (シスター) とそこで働くナースたち。ある日、その“ノンナートゥス・ハウス”にひとり看護師が着任する。彼女の名はジェニー。着任早々、街の劣悪な環境に強いショックを受けるが、新しい生命誕生の感動や、貧しくともたくましく、そして楽しく生きる人々との温かな交流から、“助産婦”という仕事へ生きがいを見つけていく…。

 


とある。

 

私は子供の頃読んだ「若草物語」を思い出した。キリスト教の博愛、献身の精神が背景にある。

 

 

毎回、映像の美しさ、俳優の演技の素晴らしさ、ユーモアと人生の深みとが見事なバランスでエピソードとしてまとめられている。


【関連サイト】https://www.hulu.jp/call-the-midwife

 

 

 

プライム会員のお試し会員になって視聴されてみてはどうだろうか。

 

 

 

 

にわかファン 7✕70 宇宙はいつ生まれたか?

 

 

ラグビーが盛り上がってますね!

 


日本が快進撃というのが大層心地よく、ルールも分からないのに動画やニュースを見ています(苦笑)

 

武井壮さんの解説がメチャ面白い!

 

 

 


武井壮さんと見るラグビーワールドカップ衝撃の「トライ」まとめ!

 

 

 

 

 


聖書のなかで「自分に罪を犯した相手を許すのに7回でいいでしょうか?」と弟子に尋ねられたイエスが「7の70倍許しなさい」と答える一節がある。

 

 

この会話の後、イエスのたとえ話が続く。

 


王様に1万デナリの借財を負った男がいて、王からその精算を迫られた時に男が必死に懇願すると、哀れんだ王はこの男の借財を帳消しにしてやった。ところがこの男は王のもとから帰ると、自分が100デナリ貸してやった男のもとへいき、返済を迫り、相手が返済できないと知ると相手の男を牢獄にいれてしまった。
そのことを知った王様は怒ってこの男を捕え牢獄につないだ。

 

 


およそこのような話である。

 

神は常に私達を許してくださっている。
そして自分も相手を許すならば神も自分を許してくださる。
神が私達を許してくださっていることの大きさは私達の想像を超えている。
もし私達が相手を許さないとしたら神様も私達を許してはくださらないだろう。

 


仏教の慈悲という感覚とはまた少し違うが琴線に触れるものを感じた。

 


何年も心に刺さったトゲのような出来事があって自分の心を処しかねていたがようやく相手を許すことができるかもしれないと思えた。

 

 【当該の部分は1時間49分頃から】


LUMO マタイの福音書

 

 

 

 

宇宙の生成について読んだときに驚いた…ものすごく大雑把に言うと


一秒ですら悠久でるあるような一刹那に忽然と宇宙が生まれた

 

というのである。


私なりの解釈に落とすとそのように書かれてあったのである。


宇宙は一瞬に生まれた????


聖書には6日間かけて天地や生命を創造したと記されているが(笑)、一刹那に宇宙ができたというのは想像や理解の遥か遥か彼方にある。

 


現在の宇宙でいうとダークマターダークエネルギーなどの問題があって、この2つが宇宙の95%を占めているという。

 


宇宙に存在している物質やエネルギーの95%が未知であるというのはこれまた想像も理解も及ばない…

 

 

イタリア在住の日本人のヨーギの方がおられて(私は勝手にZeroさんと呼んでいる)、聖典の朗読などを多数動画で上げておられた。

 

 

Zeroさんは深みのある美しい声をされていて、Zeroさんの朗読するラマナ・マハルシの伝記などは誠に素晴らしく随分と瞑想の素材にさせて頂いた。


恐らく著作権の関係でいつの間にかその方のチャンネルが無くなって随分と寂しく思っていた。

 


ところが最近になってZeroさんが再び動画を製作されていることを知った。

 


その方の朗読のなかに興味深い一節があった。

 


宇宙は瞬々刻々と誕生しているというのである。

 

 


とても斬新な視点ではないだろうか?

 


この一瞬も宇宙は無限の生成、誕生、更新、進化を繰り返している…

 

 

宇宙の創生が一刹那にしてなされたことは腑に落ちないが、いっそのこと、宇宙創生以来、宇宙が休むことなく生まれ変わり続けていると考えたらどうだろうか。

 


そのことは宇宙全体の物質とエネルギーのほとんど全てが未知であることとどこかつながってくるかもしれない…と想像の翼を広げてみる。

 

 

お釈迦様は「執着してはならない」と説かれた。

 


Zeroさんによれば宇宙は常に更新し続けているから、執着とははすで過去となった世界に我が身を置くことになるといわれる。

 


「執着してはならない」という表現は何か人を固縛するような感じがしているが、この今、生まれている宇宙という観点から見ればとても理にかなっている。

 


諸行無常という考えも、実にぴったりくる。

 


まさしく万物は移り変わり、生成し、流転している。

 


日本人特有の感覚としてこの諸行無常に哀感のようなものが感じられる。

 


諸行無常とは衰え、失われてゆく寂しさだけでなく、生まれる(生まれ続ける)歓喜も感謝も感動も含まれるのではないだろうか。

 

この動画をきっかけに少し新しい考えにとどりつくことができて密かに喜んでいる。

 

 


16 『今』の一瞬一瞬に、新生し続けている全大宇宙

買い替え 中学生 AIと美空ひばり

 

 

参道を不審な人影が歩いていると思ったら…

 

大きめの猿でした


最近は参道を猿が闊歩しています。

 

 

 

 

家内の車のカーナビが壊れたので、新しいカーナビに買い換えようといろいろとネットで検索していて

 

「GORILLA 」という商品を見つけた。レビューが良かったもので…もちろん他意はありません。

 

忙しさに紛れてカーナビのことをすっかり忘れていたのだが、いつの間にか妻の車のカーナビが新しくなっていた。商品名を確認したら…

 

 

GORILLAでした!

 

 

 


本日は地元の中学生4人が校内発表のために見学に来てくれました。

 

中学1年生の皆さんはみんなまじめにお寺や仏像の話に耳を傾けてくれました。

 

説明が終わった後でお茶を飲みながらしばし歓談。

 


最近のアニメは何が面白いか?と聞いたら

 

「アフリカのサラリーマン」

 

 

というのを教えてくれました。早速チェックせねば…当方はお約束でガンダムを推しておきました。

 

 


NHKで「AIでよみがえる美空ひばり」という番組が放映された。

 

AIが作製した美空ひばりのコンサートかとおもいきや、AIを駆使して美空ひばりの新曲をAIの製作した“美空ひばり”の映像に歌わせるという内容だった。


AIに美空ひばりの歌を学習させる過程でいかにこの偉大な歌手が超絶的な技巧をこめて歌唱していたかが明らかにされる。

 

AIによって再現された30年ぶりの“新曲”はたった1曲だったが、そのたった1曲から聴いても聴き飽きさせない美空ひばりの魅力を十分に堪能にできるように感じた。

 


ひとつの音、ひとつのフレーズの響き、美しさ、快さに浸っているうちに曲が終わり、もう一度最初から聴き直す…そんなことの繰り返しである。

 

 

 


美空ひばり

 

眠る雑草 雑読雑感 

 

 


昨年の西日本豪雨で兼務寺院の参道が崩落し迂回路をとおっている。


長いトンネルを抜けると田んぼや山の風景が広がっているのだが、お彼岸開けに通ったらトンネルの向こうに沢山の彼岸花が咲いていた。

 

 


緑の風景のなかに赤い色を灯したようで心が明るくなった。
今年は全国的に彼岸花の開花が遅いようだが、その盛りも終わりつつある。

 

 


迂回路の山道は管理も不十分で青草が生い茂っている。

 


その中に時々不法投棄されたゴミがあって腹立たしいような残念な気持ちになる。

 


そんなふうに生きていて幸せになれるはずがないのだが…

 


少し前もそんなゴミの山を前に暗い気持ちを起こしていたのだが、周囲に沢山の葛が茂っていてそのなかに紫色の葛の花が咲いているのを見つけた。

 


葛の花は二等辺三角の形をして、紫のろうそくのようだった。

 


葛の花を見た途端にそれまでの暗い気持ちが消えてしまった。

 


感情が波立って入るときに花によって沈められることがあつて、いつもすごいなあと思ってしまう。

 

 

最近、読んだ本に葛の花はワインのよぅな香りがすると書かれてあった。一度花の香りをかいでみたい。

 

 

 

身近な雑草の愉快な生きかた(ちくま文庫)

身近な雑草の愉快な生きかた(ちくま文庫)

 

 

 

 

しばらく前に書店で稲垣栄洋「身近な雑草の愉快な生きかた」という文庫本を見つけた。

 


面白そうだったが衝動買いを沈めて帰ってきたものの、密林の古書で見かけて思わず買ってしまった。

 


白黒の細密なイラストがついている。50種類の雑草たちの見事で、精密で、驚きに満ちた生態が記されている。文章もひねりとユーモアが効いていて飽きさせない。

 

葛は夏の盛りには葉を上に閉じて「眠る」という。
光合成の能力を超える光をさけるためだという。夜になると葉の表面から水分が蒸発しないように葉を下に垂らして閉じ「眠る」という。これらは水圧によって葉を動かす精妙なしくみによるものである。そのための器官は「葉枕」というそうである。眠りに枕とは洒落ている。

 

 

 

 

 

最近、読んだ本の話。

 


刑務所の慰問をされた竹内均さんという方の著書に

 

ある刑務所の図書室に『怪盗ルパン全集』が置いてあった

 

 

と書かれてあってちょっと笑った。

 

 

 

 

 

馬淵睦夫『「反日中韓」を操るのは、実は同盟国・アメリカだった!』

 


トンデモ本かと思ったら著者はウクライナ大使を務めた前防衛大学教授で論旨は明快。

 

近現代史について考えさせられる内容だった。

 

 

 

 

バガヴァッド・ギーターの世界―ヒンドゥー教の救済 (ちくま学芸文庫)

バガヴァッド・ギーターの世界―ヒンドゥー教の救済 (ちくま学芸文庫)

 

 

 

 

上村勝彦「バガヴァッド・ギーターの世界」

 

去年から伊東武さんの著書を読んで仏教とヨーガについて考えているが、この「バガヴァッド・ギーター」も仏教を理解するために必須といってよい示唆を与えてくれる。

 


日本で一番有名なお経は「般若心経」だが、インド世界でそれに匹敵する存在が(という言い方はかなりざっくりすぎるが)「バガヴァッド・ギーター」である。著者は大作「マハー・バーラタ」を翻訳中に夭逝されたと聞く。残念なことである。

 


月に何回か一日絶食をするが、一日食事を断つだけで体の変化を感じる。普段と心身のコンデションが違うので体が敏感になったり、いつもは考えないようなことを考える。

 

先週の絶食中にお釈迦様が断食を止めて乳粥を飲まれた話を思い出した。


その意味というのはジャイナ教との関係にあるのではないか…というアイディアが湧いた。


ジャイナ教にとって中心的な修行法である断食に対して、釈尊はNOと言われた…そういうニュアンスを感じるのである。違うかな?…

 

 

侵入者 ツワモノ 告知 

 


子供の頃、川でサワガニを取って遊んだが、私の住んでいる山寺は山陰にあって川が近いせいか境内をサワガニが歩いている。


今年は特にサワガニをよく見かける。石の下だとか風呂焚き用の竹のなかからサワガニが出てくる。


昨日はとうとう…


大きなモクズガニが勝手口から家の中に侵入

 

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ハサミを広げると30センチ近くあり、薄暗い勝手口に鎮座している姿が大きなサソリかエイリアンみたいで、一瞬ギヨッとなって固まってしまった。

 

 

 

 

自然の豊富すぎる山寺で暮らしています…

 

 

 

 

鹿の食害が拡大し風景が代わりつつある。

 


鹿の食害を受けない植物も僅かだが存在している。

 


代表格がこの時期に白い綿毛のような種?を飛ばしまくっている植物である。

 

 

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名前は分からないのだが(どなたかご教示いただけると有り難い)

 

在来の植物が次々と姿を消す中、境内で増殖中である。なぜ鹿が食べないのかは謎…

 

 


近隣で野菜泥棒が出没しているらしい。

 


白昼堂々と何人かで自転車で乗り付けて大量の野菜を自転車の前カゴや荷台に積んで走り去っていくらしい。

 

やはり一番タチが悪いのは人間かも…

 

 

【告知】
21日にNHKのBSプレミムで夜9時から放映される番組「運慶と快慶」にて当山の仏像が放映されるそうですのでご都合のつく方は御覧ください。沢山の仏像のなかのひとつとして取り上げられるので1分くらいしか映らないと思いますがご覧いただけましたら幸いです。

 

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