謎の掃除人 若い先生 花法要(摩耶山天上寺)

 


高齢の檀家さんが「孫の家に行ったら『亀の子』が掃除してた」

 

どういう意味かな?と謎だったが

 

最近になって亀の子が『ルンバ』のことだと判明した…

 

 

 

 

 

 

 

昨年は筍の当たり年だったが、今年は極端に不作である。


例年のことだが隔年で筍の出方に差がある。


筍もそんなに沢山食べたいと思わないが、無いと食べたくなるのが人情。


タイミング良く檀家さんが採れたばかりの筍を持ってきてくださった。


筍の入った紙袋を台所の隅に置いておいたら大きなムカデが這い出してきた…

 

 

 

 

5月になってから地元の小学校が遠足や写生に来られる季節である。

 


引率の先生はびっくりするほど若い(苦笑)


若い先生というのはお寺というのはあまりご存知ないらしい。


今日も写生の引率に来られた先生が庫裏に尋ねて来られて


「石段の上に『お寺』がありますがあそこまで登ってもよいでしょうか?」

とニコニコして尋ねられた。

 

「お寺」というのは多分「本堂」のことなのだろう。


「もちろんいいですよ」とこちらもニンマリして答えた。

 

 

 

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12日は神戸の名刹摩耶山天上寺にて関西花の寺二十五カ所霊場会の花法要が行われた。


毎年、25カ所の札所のいずれかに参集して行われるが、当日は好天に恵まれ法要日より。

 

 

摩耶山天上寺公式サイト】http://www.mayasan-tenjoji.jp/

 

 

天上寺は昭和51年の火災で30を超える伽藍の大半を焼失しながらも大変な苦難のなかで復興を遂げられ、現在は堂々たる大伽藍、諸堂が並んでいる。


大きな法要というのは参加するほうもそれなりに準備が大変である。


指定された装束は

 

色衣、衲衣、法要袴、羽二重帽子、中啓、念珠(半装束念珠)

 

その他にも改良服、輪袈裟、帯、足袋、経本などなど…

 

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どれか1点忘れても困ったことになるので前日は入念に行う。


一度大切な法要で帯を忘れてしまい本当に困った記憶がある。

 

法要は盛大に終了し帰途についた。

 

 

 

六甲といえば夜景が有名。


六甲山の近くには“ホテル”が並んでいる一帯がある。


夜景を見た若い男女がお泊りされるようなそういうホテルである…


ところで最近、AI(人工知能)が話題になるが、法話のなかでどこかに


『AI(人工知能)にはAI(愛)が無い』


みたいなことを言おうと考えていたのだが

 

この六甲山系近くにのホテルの中に


『AI』というホテルがあったので少しびっくりした。(多分「愛」にかけてあるのだろう)

 

住職の発想が“ホテル”と同じとは…